第6回全国木橋サミット in岩国

 令和7年1月13日(月・祝)・14日(火)に岩国市では2回目となる第6回全国木橋サミットが開催されました。

主 催:岩国市
共 催:公益社団法人土木学会木材工学委員会
後 援:一般社団法人木橋技術協会
日 程:令和7年1月13日(月・祝)・14日(火)

サミット会合(1月13日(月・祝)14:00~)

 今回のサミット会合は錦帯橋世界遺産セミナーとの合同で「令和6年度錦帯橋世界遺産セミナー × 全国木橋サミットin岩国」として開催されました。

テーマ:木橋の魅力
主 催:錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会(山口県、岩国市、山口県教育委員会、岩国市教育委員会、錦帯橋を世界文化遺産に推す会、一般社団法人岩国市観光協会、岩国商工会議所、錦帯橋世界文化遺産専門委員会)
共 催:公益社団法人土木学会木材工学委員会
後 援:岩国ユネスコ協会 一般社団法人木橋技術協会
会 場:岩国市民文化会館 小ホール(岩国市山手町1丁目15-3)
参加費:無料
参加者:110名
プログラム:
 13:30  開場・受付
 14:00  開会行事
      開会あいさつ 福田良彦氏(錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会副会長・岩国市長)
 14:15  講演「木橋の魅力と錦帯橋」講師 渡辺 浩氏(福岡大学教授、錦帯橋世界文化遺産専門委員会副委員長)
 15:10  パネルディスカッション「木橋の魅力を後世に継承」
       コーディネーター 渡辺 浩氏
       パネリスト
       今井 裕登氏(京都府建設交通部道路建設課)(上津屋橋)
       稲垣 自由氏(大月市教育委員会社会教育課)(猿橋)
       山脇 裕氏(株式会社特殊高所技術)(佐久間橋)
       沖野 理恵氏(岩国市文化スポーツ振興部錦帯橋課)(錦帯橋)
 16:55  閉会行事
      次回開催地あいさつ 平沢 秀之氏(函館工業高等専門学校教授)

講演部分はこちらからご覧いただけます。
当日の様子はこちらからもご覧いただけます。 NHK  KRY

受付の様子
開会あいさつ
講演
話題提供~上津屋橋
話題提供~猿橋
話題提供~佐久間橋
話題提供~錦帯橋
パネルディスカッション
パネルディスカッション
次回開催地あいさつ

ポスター展示

受付ロビー前では全国の11の木橋を紹介するポスター展示を行いました。錦帯橋大工の技術の紹介として今回のために製作された継手の体験展示もありました。
・鶴の舞橋(青森県 鶴田町)
・鶴ヶ城廊下橋(福島県 会津若松市)
・こおろぎ橋(石川県 加賀市)
・金深木橋(京都府 京丹後市)
・かずら橋(徳島県 三好市)
・常盤橋(福岡県 北九州市)
・TAC.T BRIDGE(大成建設株式会社)
・緊急仮設橋(函館工業高等専門学校)
・猿橋(山梨県 大月市)
・佐久間橋(和歌山県 田辺市)
・錦帯橋(岩国市)

ポスター展示会場
主催者錦帯橋のポスター展示
ポスター展示~討論の様子
大工の技術~継手体験コーナー
大工の技術~継手体験コーナー
大工の技術~継手体験コーナー
大工の技術~継手体験コーナー

情報交換会(1月13日(月・祝)18:30~)

 サミット会合終了後、18:30から鹿鳴館にて木橋管理者、実務者、技術者、自治体職員等での情報交換会を開催しました。

現地視察(1月14日(火)8:30~)

 錦帯橋では5年ごとに健全度調査が行われており、本サミット開催時期にその調査が行われています。そのため足場が設置されており、いつもの美しい錦帯橋を見ることはできませんが、維持管理の現場に触れつつ、仮設吊足場内で普段は間近に見ることができない構造部材に触れることができます。

スケジュール
 08:30 岩国市役所 岩国市役所正面玄関前ロータリー集合
 08:40 岩国市役所発(バス移動)
 08:55 関戸倉庫着(錦帯橋古材、補修材、模型視察)
 09:45 錦帯橋へ移動
 10:00 錦帯橋着(仮設吊足場内等視察)   
 11:30 錦帯橋発
 11:45 岩国市役所到着・解散

関戸倉庫にて
型板の見学(関戸倉庫)
型板の見学(関戸倉庫)
発掘された橋脚基礎(関戸倉庫)
錦帯橋模型を組み立てています(関戸倉庫)
組み立て完了(関戸倉庫)
乗ることができる模型もあります(関戸倉庫)
錦帯橋を渡橋
床板をチェックしています
足場内に入ることができました
足場内で普段は見られない部材の状況をチェック
錦帯橋を背景におつかれさまでした

ご案内リーフレット

当日配布リーフレット(表面中面